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屋根塗装の費用相場はいくら?内訳と見積もりで確認したい3つのポイント

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屋根塗装の費用相場はいくら?内訳と見積もりで確認したい3つのポイント

「屋根の色あせが気になってきたけれど、塗装っていくらくらいかかるんだろう」
「見積もりをもらったけれど、この金額が高いのか安いのか分からない」

屋根は普段なかなか見えない場所だからこそ、費用のイメージがつかみにくいものです。

この記事では、東京・神奈川・埼玉で屋根・外壁のメンテナンスを手がける専門店として、屋根塗装の費用の目安と、その内訳を一つずつご紹介します。
あわせて、金額だけでは分からない「見積もりで確認しておきたいポイント」や、そもそも塗装に向いている屋根かどうかについてもお伝えします。

屋根塗装の費用の目安

一般的な戸建て住宅(30坪前後)の屋根塗装は、足場代を含めて40万〜80万円前後が一つの目安として紹介されることが多いです。

ただし、これはあくまで参考の数字です。
実際の金額は、屋根の面積や形、勾配(傾きの強さ)、劣化の状態、選ぶ塗料などによって大きく変わります。

同じ30坪の家でも、屋根の形が複雑だったり、傾きが急だったりすると、必要な材料や作業が増えて金額は上がります。
「相場より高いから悪い」「安いから良い」とは一概に言えないので、金額の中身(内訳)を見ることが大切です。

▶ 関連記事:屋根リフォームの費用相場は信じるな!?失敗しないための真実をプロが徹底解説

屋根塗装の費用の内訳

屋根塗装の見積もりは、主に次のような項目で構成されています。

項目 内容
足場 安全に作業するための仮設。外壁塗装と同時なら1回で済む
高圧洗浄 コケや汚れ、古い塗膜の浮きを洗い流す
下地処理・補修 ひび割れの補修、棟板金の釘・ビスの処理など
下塗り 屋根材と上塗り塗料をしっかり密着させるための塗装
縁切り・タスペーサー設置 屋根材の重なり部分に隙間を確保し、雨水の逃げ道を作る
(屋根材の種類や状態によって施工方法が変わる)
中塗り・上塗り 仕上げの塗装。塗料のグレードで単価が変わる
付帯部の塗装 棟板金、雪止めなど屋根まわりの部材

それぞれの項目について、もう少し詳しく見ていきます。

足場代

屋根の作業には足場が欠かせません。
足場は家全体を囲んで組むことが多く、部分的に組むより、全体で組んだほうが面積あたりの単価は下がる傾向があります。

外壁塗装も検討しているなら、屋根と外壁を同時に行うと足場代が1回分で済むので、トータルの費用を抑えやすくなります。

塗料のグレード

仕上げに使う塗料は、グレードによって単価と耐用年数が変わります。

屋根は外壁よりも紫外線や雨風を強く受けるため、外壁より一段上のグレードを選ぶ方もいらっしゃいます。
ご予算と「次のメンテナンスをいつ頃にしたいか」をあわせて考えると選びやすくなります。

見積もりで確認しておきたい3つのポイント

金額を比べる前に、見積もりに次の項目が含まれているかを確認しておくと安心です。
項目が抜けていると、一見安く見えても、後から追加費用になることがあります。

① 縁切り・タスペーサー設置が含まれているか

スレート屋根(薄い板状の屋根材)は、屋根材が少しずつ重なるように葺かれています。
この重なり部分には、入り込んだ雨水を外へ逃がすためのわずかな隙間があります。

ところが塗装をすると、この隙間が塗料でふさがってしまうことがあります。
水の逃げ道がなくなると、内部に水が溜まりやすくなり、雨漏りや屋根材の傷みにつながるおそれがあります。

そこで行うのが「縁切り」という作業です。
現在は、タスペーサーという小さな部材を屋根材の間に差し込んで、塗装後も隙間を確保する方法が広く使われています。

以前の塗装で縁切りが十分でなかった屋根は、塗膜が厚く残っていることがあります。
その場合、表面だけでなく重なり部分の塗膜をしっかり切ってから施工する必要があり、作業内容も変わります。
見積もりに「縁切り」や「タスペーサー」の記載があるか、確認してみてください。

(※屋根材の種類によってはタスペーサーを入れるとかえって屋根材が割れやすくなってしまう場合もあります。)

② 棟板金の釘・ビスの処理が含まれているか

屋根のてっぺんにある棟板金(むねばんきん)は、中の木材に釘で固定されています。
この釘は、暑さ寒さによる伸び縮みで少しずつ浮いてくることがあります。

塗装工事は「塗る」工事なので、釘の打ち直しやビスへの交換は、塗装とは別の作業として扱われることがあります。
見積もりに含まれているか、含まれていない場合はどう対応するのかを、事前に確認しておくと安心です。

▶ 関連記事:台風が来る前にやるべき屋根・外壁チェック5選|棟板金の釘浮きが一番危ない

③ 下塗りの回数と、塗料の種類・量

屋根の状態によっては、屋根材が塗料を吸い込みやすくなっていることがあります。
その場合、下塗りを重ねて吸い込みを抑えてから仕上げることで、仕上がりや持ちが安定しやすくなります。

見積もりでは、下塗りの回数、使う塗料の製品名、数量(缶数)が分かると、内容を比べやすくなります。
相見積もりを取る場合も、同じ条件で比較することが大切です。

▶ 関連動画:スレート屋根で、下塗り1回と2回を比較してみます!

屋根塗装の見積もり、内容を一緒に確認しませんか?

「この金額は妥当?」「この項目は必要?」など、気になる点はお気軽にご相談ください。
お手元の見積書についてのご質問も承ります。

見積もりについて相談する

そもそも「塗装できる屋根」かを確認しましょう

費用を考える前に、ぜひ知っておいていただきたいことがあります。
屋根材によっては、塗装に向いていないものがあるということです。

特に、1996年〜2008年ごろに建てられたお住まいで使われている一部のスレート屋根材(パミール、コロニアルNEOなど)は、屋根材そのものが割れたり層状に剥がれたりしやすく、塗装をしても症状を止めることが難しいとされています。

こうした屋根の場合は、塗装ではなくカバー工法(重ね葺き)や葺き替えを検討することになります。
新築時の図面や仕上げ表で、屋根材の製品名を一度確認してみてください。

▶ 関連記事:1996〜2008年に家を建てた方へ|塗ってはいけない屋根材「パミール」「コロニアルNEO」の見分け方

▶ 関連記事:屋根カバー工法(重ね葺き)の費用相場は?失敗しない業者選びも徹底解説

費用が変わりやすいポイント

同じ広さの家でも、次のような条件で費用は変わります。

  • 屋根の面積と形:面が多い、形が複雑な屋根は手間が増える
  • 屋根の勾配:傾きが急な屋根は、屋根の上に専用の足場が必要になることがある
  • 劣化の状態:ひび割れや欠けが多いと、補修の手間が増える
  • 塗料のグレード:耐用年数の長い塗料ほど単価は上がる
  • 外壁と同時に行うかどうか:同時なら足場代を1回にまとめられる

屋根は地上から状態が見えにくいため、正確な金額を出すには現地での確認が欠かせません。
ドローンを使えば、人が屋根に登らずに状態を確認することもできます。

よくある質問(FAQ)

Q. 屋根塗装は何年ごとに必要ですか?

A. 使われている塗料や屋根材、環境によって異なります。色あせやコケ、ひび割れなどの劣化サインを目安に、一度状態を確認してもらうのがおすすめです。

Q. 屋根塗装だけ、外壁塗装だけでもできますか?

A. どちらか一方だけでも工事は可能です。ただし、いずれも足場が必要になることが多いため、時期が近いなら同時に行うと足場代を1回にまとめられます。

Q. タスペーサーは必ず必要ですか?

A. 必ずではありません。スレート屋根の塗装では、雨水の逃げ道を確保するためにタスペーサーが使われることが一般的ですが、屋根材の種類によってはタスペーサーを入れないほうがよい場合があります。
また、タスペーサーの設置位置を間違えると屋根材が割れやすくなることもあるため施工には注意が必要です。

Q. 見積もりの金額が業者によって大きく違います。

A. 塗料のグレード、下塗りの回数、縁切りや棟板金の処理が含まれているかなど、工事内容が違うと金額も変わります。項目を一つずつ比べてみると、違いの理由が見えてきます。

Q. 自分の家の屋根が塗装できるか分かりません。

A. まずは新築時の図面などで屋根材の製品名を確認してみてください。分からない場合は、現地調査で屋根材の種類と状態を確認したうえで、塗装が適しているかをご提案します。

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まずは工事が必要かどうか、診断士が確認します。東京・神奈川・埼玉は現地調査が無料です。

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まとめ

  1. 30坪前後の住宅で40万〜80万円前後が一つの目安。ただし条件で大きく変わる
  2. 金額よりも内訳を確認することが大切
  3. 縁切り(タスペーサー)・棟板金の処理・下塗りの回数が見積もりに含まれているかをチェック
  4. 外壁と同時に行えば足場代を1回にまとめられる
  5. 1996〜2008年ごろの一部の屋根材は塗装に向かないため、まず屋根材を確認

屋根は見えにくい場所だからこそ、見積もりの中身をしっかり確認しておくと安心です。
「うちの屋根はどうだろう」と気になった方は、どうぞお気軽にご相談ください。東京・神奈川・埼玉・千葉の一部で対応しています。

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