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最近、テレビ番組やYouTubeなどの影響でDIYが大きなブームとなっています。「古くなった自宅の外壁も、自分で塗れば安く済むのではないか?」と考え、「外壁塗装 DIY」と検索してこの記事にたどり着いた方も多いかもしれません。
しかし、屋根・外壁のメンテナンス専門店「リホーム絆」としては、結論から申し上げますと「外壁塗装のDIYは絶対におすすめしません」。
ご自身の安全のため、そして大切なご自宅の資産価値を守るために、外壁塗装はプロの職人に任せるべきだと強くお伝えしたいのです。
この記事では、なぜ外壁塗装をDIYで行うべきではないのか、プロの視点からその危険性やリスク、そしてDIYが引き起こす取り返しのつかない失敗と莫大な出費について詳しく解説します。最後までお読みいただければ、外壁塗装をプロに任せるべき本当の理由がお分かりいただけるはずです。
外壁塗装をDIYで行うことには、一般の方が想像する以上の大きなリスクが潜んでいます。ここでは、プロの目線から見た3つの重大な理由を解説します。
外壁塗装は、必然的に高所での作業が伴います。プロの職人は、必ず建物の周囲に安全な足場を組み、適切な装備で作業を行います。しかし、DIYでしっかりとした足場を組むのは費用も技術も必要で現実的ではないため、多くの方が無謀な方法で塗装しようとしてしまいます。
私たちが実際の現場で見て非常に怖いと感じたのが、2連の長いはしごを外壁に立てかけて塗装を行っているケースです。
はしごを下で押さえる人もいない状態で高所まで登り、片手でローラーを持って作業を行うことは、転落事故に直結する極めて危険な行為です。
屋根の上の塗装を足場なしで行うなど、まさに命に関わる無謀な行為と言わざるを得ません。
塗装作業に夢中になるあまり足元が疎かになり、重大な怪我をしてしまっては元も子もありません。 また、無理な姿勢で長時間の作業を行うため、体を痛めてしまうケースも多発します。
外壁塗装は「ただ上からペンキを塗るだけ」の単純な作業ではありません。
私たちは塗料メーカーの定めた仕様に則り、適切な工法で作業を行っていますが、知識のない素人が感覚だけで作業を行うと、確実に施工不良を起こします。
例えば、DIY塗装でやってはいけない最大のNG行動として「適切な下地処理をしない」ことが挙げられます。
外壁の素材(金属やボード系など)や状態によっては、サンドペーパーで表面を少し荒らして塗料の密着を良くする「目荒らし」などの下地処理が必要不可欠です。
また、外壁材と上塗り塗料を接着させるための「下塗り」を行わずにいきなり塗料を塗ってしまうと、後から塗膜がすぐに剥がれてくるといった深刻な不具合が発生します。 プロから見ると、DIYでの塗装は塗るべきところが塗れていなかったり、手順を間違えたりと、目を覆いたくなるような施工不良のオンパレードになりがちです。
さらに、間違った塗料を混ぜてしまう(水性塗料にシンナーを入れてしまうなど)といった素人ならではのミスもあり、塗料が分離して外壁をダメにしてしまうこともあります。
DIYで塗装して失敗して見た目が悪くなったり剥がれたりした場合、「プロに頼んで上から塗り直してもらえばいい」と安易に考えていませんか?実は、下手なDIY塗装のリカバリーは、プロにとっても想像以上に困難を極めます。
下地処理を怠って密着していない不良塗膜の上に、プロがいくら高級で正しい塗料を塗ったとしても、下の古い塗膜ごとごっそりと剥がれ落ちてしまいます。 そのため、プロが手直しをする場合、まずはDIYで塗った得体の知れない塗料を「全て綺麗に剥がし落とす」という途方もない手間と費用が追加でかかります。
さらには、間違った塗料が外壁材そのものに悪影響を及ぼし、本来なら上からの塗装工事だけで済むはずだったものが、外壁材をすべて剥がして新しいものにする「張り替え工事(交換工事)」になってしまう恐れがあります。 外壁の張り替えとなると、300万円から400万円といった莫大な費用がかさむケースも珍しくありません。 安く済ませるはずだったDIYが原因で、結果的に何倍もの大損を招く可能性が非常に高いのです。
DIYで外壁塗装をしようとする方の多くは、ホームセンターなどで手に入る安い塗料を選ぶ傾向にあります。
もちろん、ホームセンターにもプロ用の塗料が置かれていることはありますが、本当に耐久性の高い塗料は業者とメーカーが直接契約しないと買えないことも多いのです。
そして、素人の方が安い塗料を選ぶことには大きな落とし穴があります。
ホームセンター等で安く売られている塗料などは、価格が手頃な反面、耐久性が低いものが多いです。
また、油性ペンキやラッカー系のスプレーに至っては、1年から3年ですぐに劣化してしまいます。
一方で、プロが主に使用するラジカル制御型シリコン塗料であれば15年前後、さらに高級な無機ハイブリッド塗料などはそれ以上の圧倒的な耐久性を誇ります。
また、安い塗料は顔料の粒子が粗いため、塗りムラが非常に発生しやすく、仕上がりが素人目にもわかるほど悪くなります。
さらに、紫外線に弱くすぐ劣化する、塗膜が薄くなりがち、防水性が低い、防カビ成分が少なくすぐ汚れるなど、デメリットだらけです。
安い塗料は結局すぐに劣化してしまい、短い期間で何度も塗り直しが必要になるため、DIYは長い目で見て確実に損をします。
最近、DIY界隈でも注目されているのが、下塗り(シーラー)が不要で、いきなり上塗りができる「シーラーレス塗料」です。
1工程減るため手間も省け、材料費も安く済むため、DIYにはもってこいのように思えます。
しかし、これには極めて重大な落とし穴があります。シーラーレス塗料は、既存の外壁の劣化状況や、前回塗装された塗料の種類によっては、全く密着せずに剥がれてしまうことがあるのです。 シーラーを使わなければならない外壁にシーラーレス塗料を塗ってしまうと、後からポロポロと剥がれ落ちてしまいます。
実際に、プロの業者ですらこの塗料の判断を見誤り、施工不良を起こして裁判沙汰になったり、外壁の全面張り替えという数百万の損害を生み出したりするトラブルが起きています。
建物の既存状態を正確に見極める知識がない一般の方が、こうした便利な塗料に安易に手を出すのは非常に危険です。
外壁塗装を行う際、プロは塗料が周囲に飛び散らないように徹底的な「養生(ようじょう)」を行います。
しかし、DIYの場合はこの養生が疎かになりがちです。
私たちが過去に目撃したケースでは、ご近所の車に対して何も養生をせずに塗装作業を行っているDIY現場がありました。
ローラーで塗料を塗る際、塗料は細かいしぶきとなって想像以上に遠くまで飛散します。
もし、お隣の車や外壁に塗料を飛ばしてしまったら、重大なご近所トラブルに発展し、多額の賠償請求を受けることになります。
命の危険だけでなく、周囲を巻き込むリスクがあることも覚えておいてください。
全体塗装は諦めても、「外壁のちょっとしたひび割れくらいなら、ホームセンターで補修材を買ってきて自分で直せるだろう」と考える方も多いでしょう。
しかし、これにも注意が必要です。
よくある最悪の失敗が、ホームセンターで安価な「シリコンシーラント」を買ってきてひび割れを埋めてしまうことです。
一般的な水回り用のシリコン材は表面がツルツルしており、その上には後から塗料が一切乗らなくなってしまいます(塗料を弾いてしまいます)。
将来プロに塗装を依頼した際に、DIYで打ったシリコンのせいで塗料が塗れず、そのシリコンを全て撤去するための追加費用が発生したり、補修跡が汚く目立ってしまったりします。 外壁に使う場合は、変成シリコンなどの上から塗装できる専用の材料を選ばなければなりません。
もしどうしても一時的な応急処置をしたい場合は、誰でも簡単に扱えて後から取り外せる「エアコンパテ」をひび割れに詰めて雨水の侵入を防ぐ程度に留めておくのが無難です。
ひび割れの原因は建物の構造の動きや過去の施工不良など様々であり、素人判断で表面だけを塞いでも根本的な解決にはなりません。
インターネット上には、安い中古物件を購入し、自分たちで外壁から内装までフルリノベーションするDIY動画が溢れています。
ああいった動画を見ると「自分にも簡単にできるのではないか」と錯覚してしまいますが、鵜呑みにするのは非常に危険です。
YouTuberの方々は、動画の再生数を稼ぎ、収益を得ることを仕事として行っています。
動画の見栄えを良くするために成功した部分を中心に編集されていますし、もし数年後に施工不良で外壁が剥がれたり雨漏りが起きたりしたとしても、そういった「失敗して後悔した」というマイナスな情報は出てきません。
プロの視点から見れば、いくら今の塗料が綺麗に仕上がりやすくなっているとはいえ、一般の方が「見よう見まね」で手を出せるほど外壁塗装は甘くありません。
安全な足場があり、適切な道具と材料が揃っており、正しい手順の知識があるからこそ職人なのです。ローラーを持てば誰でも塗装職人になれるわけではありません。
外壁塗装をDIYで安く済ませようという考えは、ここまでご説明した通り、長期的な視点で見ると大損をする可能性が極めて高いです。
安全面での命に関わるリスクを負い、施工不良による不具合を抱え、最悪の場合は数百万円の外壁張り替え工事が必要になってしまいます。
このようなリスクを考えれば、プロの塗装業者に依頼するのが間違いなく一番の節約になります。
「でも、今はまとまったお金がないから……」と悩む方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合は、DIYで無理やりその場を凌ぐのではなく、しっかりと堅実にお金を貯めてからプロに依頼することをおすすめします。
ご自身が本業でしっかりと働き、稼いだお金で信頼できる専門業者に頼む方が、経済も回り、確実に大切な家を守ることができます。まさに「餅は餅屋」です。
また、外壁の劣化が進行しており放置できない場合は、リフォームローンを組んでしっかりとしたメンテナンスを行うのも賢明な選択です。
リフォームローンを活用すれば、手元に大きな資金がなくても、月々無理のない支払いで高品質な外壁塗装を行うことができます。
外壁塗装をDIYで行うことの危険性や、後からかかる余計な費用についてお分かりいただけたかと思います。
ご自身の大切な住まいを長く、安全に保つためには、目先の安さに囚われず、正しい知識を持った専門業者に任せることが何よりの安心と節約に繋がります。
屋根・外壁のメンテナンス専門店「リホーム絆」では、建物の状態をプロの目でしっかりと診断し、お客様の家に最適な塗料と施工方法をご提案いたします。
最新の塗料の適切な使用判断はもちろん、見えない下地処理から上塗りまで、長持ちする高品質な塗装をお約束します。
「外壁の汚れやひび割れが気になってきた」「そろそろ塗装の時期かもしれないけれど、まとまった費用が心配」という方は、DIYに手を出す前に、ぜひ一度「リホーム絆」までお気軽にご相談ください!
経験豊富なスタッフが、お客様の不安を解消し、ローンを含めた最適なリフォームプランをご提案いたします。