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外壁塗装の塗料おすすめ完全ガイド!種類・耐用年数・選び方を徹底解説

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外壁塗装の塗料おすすめ完全ガイド!種類・耐用年数・選び方を徹底解説

今回は、外壁塗装の塗料選びをプロの目線から徹底的にお伝えします!

1.なぜ「塗料選び」で家の寿命が決まるのか?

 

外壁塗装を検討する際、多くの方が「色」や「価格」に目を奪われがちですが、実は最も重要なのは「どの塗料を選ぶか」という点です。
外壁塗装の本来の目的は、単に見た目をきれいにすることではなく、雨や紫外線から建物を守る「バリア」を張ることにあります。

塗料選びがメンテナンス費用を左右する理由

外壁塗装には、塗料代以外に必ず「足場代」がかかります。
この足場代は、一度の工事で大きな割合を占める固定費です
例えば、30年というスパンで考えたとき、耐用年数10年の安い塗料を選ぶと計3回の工事が必要になり、その都度足場代が発生します。
一方で、耐用年数が15年〜20年の高性能な塗料を選べば、工事回数を2回に減らすことができ、トータルのメンテナンス費用を大幅に抑えることが可能になります

「安い塗料」と「高い塗料」の決定的な違い

「安い塗料」と「高い塗料」の最大の差は、「期待耐用年数(どれだけ長持ちするか)」にあります。
安価な塗料は初期費用を抑えられますが、劣化が早いため、数年でひび割れや色あせが発生し、結果として家の構造体(木材や鉄筋)を傷めるリスクを高めます
「無駄なお金を使いたくない」と考えるのであれば、現在の家の状態や、あと何年その家に住み続けるかというライフプランから逆算して、最適なグレードの塗料を選ぶことが賢明な判断といえます

2. 塗料の基本構成を知る:何が「寿命」を決めているのか?

塗料の種類を理解するために、まずは塗料が何からできているのかを知っておきましょう。
塗料の内容を知ることで、カタログのスペックを正しく読み解けるようになります。

4つの主成分:顔料・樹脂・添加剤・溶剤の役割

塗料は主に以下の4つの成分で構成されています
顔料:色をつけるための粉末です。着色以外にも、錆を防ぐ機能や、熱を遮る(遮熱)機能を付与するものもあります
樹脂:塗料の主役であり、「耐久性」を決定づける成分です。乾燥すると固まって膜(塗膜)になります
添加剤:カビや藻を防ぐ機能、塗料の沈殿を防ぐ機能、塗膜に弾力を持たせる機能など、補助的な性能をプラスします
溶剤(水またはシンナー):樹脂を溶かして塗りやすくするための液体です。塗った後は蒸発してなくなり、塗膜には残りません

塗料のグレードを左右する「樹脂」の種類とは

塗料の寿命は、この構成成分の中の「樹脂」の種類によって決まります
一般的に「シリコン塗料」や「フッ素塗料」と呼ばれているのは、この樹脂の名前に由来しています。樹脂の結合が強いほど、紫外線などの外部刺激に強く、長持ちする塗膜を作ることができます。

塗料は「半製品」である

非常に重要な事実として、塗料は缶に入っている状態では「未完成品」です
現場の職人が壁に塗り、溶剤が蒸発して乾燥し、硬い「膜」になって初めて製品として完成します
そのため、どれだけ良い塗料を選んでも、メーカーが指定する「乾燥時間」「希釈率(薄める割合)」を守らなければ、本来の寿命を発揮することはできません

3. 外壁塗装の塗料全6種類:特徴と耐用年数まとめ

現在、外壁塗装で使用される主な塗料は、樹脂のグレード順に以下の6種類に分けられます。

アクリル塗料(耐用年数:約5〜8年)

特徴: 最も価格が安い塗料ですが、現在、戸建て住宅の外壁塗装で使われることはほとんどありません
リスク: 紫外線に弱く、非常に短期間で劣化してしまいます。頻繁に塗り替えて色を楽しみたいという特殊なケースを除き、建物を保護する目的での採用はおすすめできません

ウレタン塗料(耐用年数:約8〜10年)

特徴: 塗膜が柔らかく密着性に優れているため、雨樋などの付帯部や、複雑な形状の部分の塗装に適しています
現状: かつては主流でしたが、現在はより高性能な塗料が普及したため、外壁全体に使用されることは少なくなりましたしかし、その扱いやすさと不具合の少なさから、現在でも根強い人気がある塗料です

シリコン塗料(耐用年数:約10〜12年)

特徴: 価格と性能のバランスが非常に良く、長年にわたって外壁塗装の「標準」とされてきた塗料です
現状: 現在も多くの現場で採用されていますが、シリコン樹脂の濃度や質によって耐久性に幅があるため、製品選びには注意が必要です

ラジカル制御型塗料(耐用年数:約12〜15年)

特徴: 塗膜を破壊する劣化因子「ラジカル」を抑制する技術を搭載した最新の塗料です。シリコン塗料とほぼ変わらない価格帯でありながら、耐久性はそれ以上という「圧倒的なコスパ」が特徴です
現状: 現在、プロが最もおすすめする塗料であり、人気・シェアともにNo.1と言っても過言ではありません。特に関西ペイントの「アレスダイナミックトップ」などは、実績も豊富で信頼性の高い製品です

フッ素塗料(耐用年数:約15〜20年)

特徴: 非常に結合エネルギーが強く、紫外線や熱に耐える力が極めて高い塗料です
現状: かつては高価で一般住宅には向きませんでしたが、近年は採用しやすくなっています。特に「次の塗り替えをできるだけ先に延ばしたい」という方や、メンテナンスが困難な大型物件などでよく選ばれています

無機塗料/無機ハイブリッド塗料(耐用年数:約20年以上)

特徴: ガラスや石などの「無機物」の成分を配合した、最高級グレードの塗料です。無機物は紫外線で劣化しないため、他の塗料とは一線を画す圧倒的な耐候性を誇ります
魅力: 汚れを雨水で洗い流す「セルフクリーニング機能*を備えており、長期間にわたって美観を維持できるのも大きなメリットです。初期費用は高くなりますが、30年先を見据えたトータルコストでは、最も経済的になるケースが多い塗料です

4. 専門家が解説!塗料を選ぶ際の「新常識」

塗料のグレード(樹脂の種類)が決まっても、さらに細かい選択肢があります。
ここでは、カタログを読む際に知っておくべき「新常識」を解説します。

水性塗料 vs 溶剤(油性)塗料の違いと使い分け

塗料を溶かす液体(溶媒)に水を使うのが「水性」、シンナーなどの有機溶剤を使うのが「溶剤」です。
水性塗料:臭いが少なく、環境や人体への影響が少ないのが最大の特徴です
溶剤塗料:水性に比べて乾燥が早く、密着力や光沢(ツヤ)が長持ちする傾向があります。以前は「溶剤の方が圧倒的に長持ち」と言われましたが、現在は水性の性能も向上しています。
使い分けのポイント:下地の材質や、前回の塗装で何が塗られていたかによって最適な方は異なります。無理に溶剤を選ぶと、下地を溶かしてしまうケースもあるため注意が必要です

1液型と2液型、何が違う?

1液型:缶を開けて混ぜればそのまま使えるタイプです。扱いやすく、不具合が少ないのがメリットです
2液型:塗料に「硬化剤」を混ぜて、化学反応で固めるタイプです。混ぜる手間はかかりますが、1液型よりも強固な塗膜を作ることができます

カタログスペックに騙されない!「機能性塗料」の注意点

遮熱、断熱、防カビ、防藻など、付加価値がついた塗料は魅力的です。
しかし、機能を優先しすぎると、本来の「耐久性」が犠牲になるケースがあることも知っておかなければなりません
例えば遮熱塗料は、熱を反射する機能は高いものの、耐用年数自体はベースとなる樹脂のグレードに依存します
機能性だけで選ぶのではなく、総合的なバランスを考えることが大切です。

5. 30年先を見据えた「失敗しない選び方」の基準

外壁塗装は一度きりではありません。30年、50年という長いスパンで「ライフプラン」から逆算するのが、最も賢い選び方です。

「あと何年その家に住むか」から逆算する

例えば、あと10年で家を手放す予定であれば、20年持つ高級塗料を塗るのは無駄になります
逆に、あと30年以上住み続けるなら、15年〜20年持つ塗料を選んで、メンテナンス回数を減らす方が賢明です

トータルコスト(足場代)で考える

外壁塗装には、1回につき約20万円前後の足場代が必ずかかります
(※足場代は、家の形や道路環境により異なります。)
安い塗料(10年持つ)を3回塗る:足場代が3回分(約60万円)かかる。
高い塗料(15〜20年持つ)を2回塗る:足場代が2回分(約40万円)で済む。 このように、塗料単価が多少高くても、塗り替え回数を1回減らすだけで、30年間の総支出は数十万円単位で安くなるのです

6. プロが特定のメーカー(関西ペイント等)を推奨する理由

日本には多くの塗料メーカーがありますが、プロが好んで使うのは、やはり「日本3大メーカー(関西ペイント・日本ペイント・エスケー化研)」の製品です

なぜリホーム絆は関西ペイントを選ぶのか?

特に関西ペイントは、製品開発に非常に長い年月をかけることで知られています。
また、住宅用だけでなく、過酷な環境にさらされる新幹線(ドクターイエロー等)や自動車の塗装にも使われており、その技術力と信頼性は世界トップクラスです

7. 重要:どんなに良い塗料も「施工」次第で台無しになる

ここが最も重要なポイントです。
塗料は「半製品」であり、現場での施工が正しく行われない限り、カタログ通りの性能は発揮されません

「薄めすぎ」の危険性

塗料は塗りやすくするために水やシンナーで薄めますが、メーカーが指定する「希釈率」を無視して薄めすぎる業者が存在します
薄めすぎると塗料がシャバシャバになり、1缶で塗れる面積が広がります。
また、薄めて塗られていたとしても見た目で判断することは非常に困難です。
つまり業者は材料費を浮かせ、工事を早く終わらせることができますが、お客様の家の壁は「本来の寿命が持たない」といった致命的な欠陥を抱えることになります

「使用缶数」が明記されているか?

正しい施工が行われるかどうかを見極めるには、見積書に「何缶の塗料を使うか」が書かれているかを確認してください
面積に対して必要な缶数は、メーカーの仕様書で決まっています
これをしっかりと計算して見積書に表記している業者のほうが安心です。

乾燥時間を守っているか

塗料は1回塗るごとに、しっかりと乾かす必要があります
乾燥が不十分なまま重ね塗りをすると、塗膜の中に湿気が閉じ込められ、数年後の「膨れ」や「剥がれ」の原因になります

8. 見積書を読み解く:優良業者を見分けるチェックポイント

 

見積書の金額だけを見て決めるのは、最も失敗しやすいパターンです

「一式」見積もりは要注意

「外壁塗装工事 一式 100万円」といった曖昧な見積もりは危険です
外壁の面積(㎡数)が正確に算出されているか
塗料の商品名が具体的に記載されているか
使用予定の缶数が明記されているか
これらが揃っていない見積もりは、後から手抜きをされても指摘することができません。

安すぎる見積もりの裏側

他社より明らかに安い見積もりには、必ず理由があります。
多くの場合、削られるのは「材料費(塗料を薄める)」か「人件費(乾燥時間を待たずに作業する・熟練度の低い職人を使う)」のどちらかです
特に相見積もりサイトなどで価格競争が激しくなると、利益を出すために「見えない部分で手を抜く」構造が生まれやすいため、注意が必要です

9. まとめ:納得のいく外壁塗装にするために

外壁塗装の成功は、以下の2つの掛け算で決まります。
1. ご自身のライフプランに合った「最適な塗料」を選ぶこと
2. メーカーのルールを厳守する「誠実な施工業者」を選ぶこと
塗料の種類は、ラジカル制御型や無機ハイブリッドなど、現在は非常に高性能なものが増えています。
しかし、どんなに良い塗料も、正しい量で、正しい時間をかけて塗られなければ意味がありません
まずは、自分の家が現在どのような状態なのか、そしてこれから何年持たせたいのかを整理しましょう。
その上で、見積書の詳細まで丁寧に説明してくれる、信頼できる業者を見つけることが、大切なお家を長く守るための近道です。
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