屋根工事

工事の種類

屋根のメンテナンスは大きく分けてこのような種類があります。

  • 塗装
  • 重ね葺き(カバー工法)
  • 葺き替え

屋根の種類や状態に応じて、適正な工事を選ぶことが重要です。

中には塗装しない方が良い屋根材もあるため、事前の診断をした方が安心できます。

屋根の種類

スレート瓦

スレート瓦は、主成分がセメントの薄型の屋根材です。
比較的安価なことと、軽量で地震の揺れにも強いことから、近年では新築時に使用されることが多くなっております。

弱点としては、寒さに弱く、凍ってしまうとひび割れが発生しやすい屋根材です。
そのため、スレート瓦に雨水が浸みこまないよう、定期的に塗装して防水性を発揮させておくことが重要です。
(※塗装しない方が良いスレート瓦もございます。)

2004年までに製造されたスレート瓦にはアスベストが含まれているものがほとんどでした。
2004年以降、アスベストの使用が禁止され、現在では繊維質や木材など、様々なものに変わっています。
1998年ごろから、徐々に各メーカーがノンアスベストの商品を販売していきました。
その期間に生まれた商品には、現在不具合が出ているものが多く存在します。

上の写真はスレート瓦の一種です。
このように、極端にひび割れが多く出てしまう屋根材や、表面が剥がれてしまう屋根材などがございます。

こういった屋根材は、塗装をしないでください

塗装をしてもまたすぐにひび割れが再発したり、剥がれたりしてしまうので、無駄な費用をかけてしまうことになります。

また、「このくらいの知識はプロの塗装屋さんなら誰でも知っているはずだろう」と思われがちですが、知らない職人さんが多いのが現実です。

ご自身の家でこのような屋根材が使用されていないか確認することは、非常に重要です。
診断を専門にやっている人に見てもらうのが良いでしょう。

リホーム絆では、無料で建物の診断を行なっておりますので是非お問い合わせください。

スレート瓦塗装の注意点

スレート瓦の塗装には、小口部分の縁切りが必要です。

スレート瓦の小口

この小口(こぐち)は、新築時から隙間が空いているのが通常です。
雨水などが逃げやすいように、空けてあります。
(経年劣化で隙間が大きくなりすぎるのは良い状態ではありません。)

この重要な小口部分を、塗料で塞がないようにすることが重要です。
塗装をした後に小口部分をカッターやヘラなどで切っていくことを縁切りといいます。

小口が塗料により埋まっている

上の写真は、塗装業者により塗装された際、隙間を空けず工事を終わらせてしまった状態です。
塗料が固まり、雨水の逃げ道が無くなっています。

このような状態が続くと、知らず知らずのうちに屋根の内部を傷めてしまうことになります。

タスペーサーの設置

小口部分の隙間を確保する方法として、現在ではタスペーサーというものを使用する方法が一般的になっています。

タスペーサー

このタスペーサーを入れることで、隙間を確保した状態で塗装ができるようになります。

タスペーサーは外さず、挿入したままになります。

施工業者によって、縁切りやタスペーサーの設置を行なわない場合があるので、充分注意が必要です。

※タスペーサーは、屋根の形状により使用できない場合があります。

瓦(かわら)

瓦にも多くの種類がございます。
和風の和瓦や、洋風の洋瓦。また、製造方法によって陶器瓦やいぶし瓦と呼ばれるものがあり、様々です。

地震による影響が懸念され、最近では新築時に瓦を使用するケースは減っています。

瓦は震度6 弱で落下してしまうことがあります。

また、瓦の重量は1 ㎡あたり、おおよそ45kg~60kgあるといわれております。
築年数が古い場合、桟(さん)という細い木に引っ掛けて瓦を並べている作り方になっていることが多く、地震や台風には比較的弱いです。
(現在では耐震性能を高めた商品の瓦もございます。)

瓦は基本的には塗装する屋根材ではないため、葺き替えが一般的です。
軽量で耐久性の高いガルバリウム鋼板の屋根材に葺き替える方が多いです。

アスファルトシングル

アスファルトシングル

アスファルトシングルは、表面に石の粒がコーティングされているものが一般的です。

メリットは、非常に軽量で、割れたり錆びたりすることが無いというところです。

しかし、施工時の接着などが甘かったり、劣化が酷い場合などは強風で剥がれてしまうこともあります。

アスファルトシングル
剥がれてしまったアスファルトシングル

また、特に施工直後は表面の石の粒が落ちてくることが多い屋根材です。

主な施工方法は、葺き替え・重ね葺き(カバー工法)が挙げられます。
塗装をする場合は塗料選びに注意が必要です。

 

ガルバリウム鋼板

ガルバリウム

ガルバリウム鋼板は、鋼板の表面にアルミと亜鉛のメッキ加工を施した金属です。

その金属を屋根材として加工したものが様々なメーカーから発売されています。

トタンなどと比べると非常に錆びにくく耐久性が高いのが特徴です。
また、非常に軽量なため瓦などを葺き替えてガルバリウム鋼板の屋根材にする方も増えています。

ガルバリウム鋼板を使用したものの中には、断熱材が入っているタイプや入っていないタイプがあります。
また、表面に高耐久の塗装を施してある商品も存在します。

 

外装工事・リフォーム